「宙吊りの美女」「宙吊りの美女」ヒカルさんの、 ストリップパフォーマンスを、 見にいった。 カメラも回した。 鶯谷のBARで、13時から17時まで、 バンドも、数組入る、長丁場のイベントだった。 天気がよくて、気持ちよかった。 さらに、私は、「美しき姉妹愛」に、遭遇し、 圧倒されてしまったのだ。 写真をやってる「白魚トーフちゃん」もきたのだが、 きた途端、具合が悪そうだ。 貧血らしい。 ヒカルさんに、お土産だけ、渡したいというので、 控え室に、案内すると、 トーフちゃんは、ヒカルさんに会った途端、 泣きながら、抱きついた。 「はは」もしくは「あね」のように、 あやすヒカルさん。 驚いたことに、会ったとき、 真っ青だった顔色が、 慰め、または、相談終了後、 トーフちゃんは、ぺこちゃんのように、 元気な笑顔を取り戻していたのだ。 心理と体調って、 ここまで、影響しているのか、と、 衝撃受けてしまった。 さすが、ヒカルさん。 善悪の彼岸に棲む、 生き神のような人だ。 もやもやが、きれいさっぱり、祓われていた。 そして、トーフちゃんは、 いけいけガールに、戻っていた。 ストリップパフォーマンスで、 ヒカルさんは、新たな技を、披露してくれた。 荒縄、鎖、カラビナを使ったSMストリップ。 しかも、自縄自縛。 天井から、吊り下がったロープを一点止めで、 裸のまま、宙に浮く。 裸体のミッションインポッシブル。 トムクルーズも、真っ青に、 床から、水平に、宙吊られ、 観客の呼吸も、ぴたりと、止まっている。 集中力の研ぎ澄まされた静寂が、 人々を覆っていた。 |